CASE STUDY / 導入事例インタビュー #007
白馬の夫婦経営ペンションが、夜間到着対応を減らし、朝のサービスに集中できるようにした導入事例。
INTERVIEWEE COMPANY
インタビューにご協力いただいた方
松崎様
オーナー
取材地:ラントハウス ダンクルネッツ(長野県白馬村)
PROLOGUE
北アルプスの麓、長野県白馬村。
スキーシーズンには国内外から多くの客が集まる。
その一角で、松崎さん夫婦は小さなペンションを営んでいた。
夜遅くまで到着を待ち、朝は早く朝食準備。
― 削られ続ける睡眠時間を、
タブレット+SwitchBotで取り戻し、夜の対応をゼロにした。
ラントハウス ダンクルネッツ・松崎信三郎オーナーにお話を伺った。
小さい宿だからこその良さと、ずっと綱渡りだった冬。
北アルプスの麓、白馬村。スキーシーズンには国内外から客が集まるこの地で、松崎さん夫婦は小さなペンションを営んでいる。 チェックインも朝食も掃除も、基本は二人で全部。まずは、お店のことから聞かせてもらった。
こちらこそ。白馬村で夫婦ふたりでやっている、小さなペンションです。
シャレー型で、スキーやスノーボードのお客様が中心ですね。
ええ。チェックインも、朝食も、掃除も、基本は二人で全部。
だからこそ、いいお客様に恵まれてここまで続けてこられました。
小さい宿だからこその良さもあるんですが…正直、体力的にはずっと綱渡りでした。特に冬は。
白馬の夫婦ペンション、 ダンクルネッツのことは、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 松崎様(オーナー)遅い到着、早い朝食。その両端を、二人だけで支えていた。
ピークは厳冬のスキーシーズン。遠方から来る客の到着は遅く、朝食の支度は誰よりも早い。 その両端を、夫婦ふたりだけで支えていた。
スキーのお客様って、到着がどうしても遅くなるんです。
仕事を終えて夜に出発して、白馬に着くのが22時、23時。雪で道が混めば日付が変わることも。
玄関を開けて待っているしかないんですよ。最後のお客様がチェックインを終えるまで、寝るに寝られない。
朝食をお出しするので、逆算すると5時起き、6時起き。
夜遅くまで到着を待って、朝は早く朝食準備。睡眠時間が削られ続けました。
シーズン中はずっとです。二人とも慢性的に寝不足で、これが当たり前なんだと、半ば諦めていました。
夜遅くまで到着を待って、朝は早く朝食準備。
睡眠時間が削られ続けました。
人を雇えば解決する——とは、簡単にいかなかった。
人を雇えば解決する——とは、簡単にいかない。紙の宿帳、住所・電話番号の手書き、チェックイン時の鍵手渡し、夜間外出後の鍵対応。冬季は海外からの宿泊客も多く、外食後に戻られるお客様への対応まで、小さな宿ならではの負担が積み重なっていた。
考えなかったわけではないです。でも、深夜のチェックインのためだけに人を雇うのは、うちの規模では現実的じゃない。
人件費が宿の体力を超えてしまう。
そうなんです。この時間帯・この期間だけ来てくれる人も、なかなかいない。
結局「自分たちで頑張るしかない」に戻ってしまう。
紙の宿帳に住所や電話番号を手書きしていただき、確認して、必要な情報を残していく。用紙がなくなれば印刷や管理も必要です。日々の中では、想像以上に時間と労力がかかっていました。
そうです。冬季はインバウンドのお客様が大半で、夕食は外に出られる方がほとんどです。鍵をフロントへ預ける方もいれば、持ち歩く方もいらっしゃいました。
フロントに預けられた鍵は、夜遅くに戻られるお客様のために対応が必要になります。一方で、持ち出された鍵が紛失したり、手作りの木製キーホルダーが破損したりすることもありました。
お客様は申し訳なさそうにされますし、こちらも「壊れやすいもので申し訳ありません」とお伝えする。お互いに気まずい場面もありました。
もうこれは宿の宿命なんだと。半分あきらめて、半分は体力でねじ伏せてきた、という感じでした。
深夜のチェックインのためだけに人を雇うのは、
うちの規模では現実的じゃない。
「うちでも始められそう」という現実感が、背中を押した。
転機は、ふとした情報収集から訪れた。自動チェックインシステムの導入前からSwitchBotを活用したスマートロック運用は始めていたが、暗証番号の手動発行・個別案内・部屋ごとの固定番号運用が残っていた。効率とセキュリティの両面で、まだ改善余地があった。
はい。ただ、暗証番号はタブレットで手動作成して、予約ごとに個別でお客様へ案内していました。宿泊ごと・部屋ごとに異なる番号を設定する作業は想像以上に手間がかかりました。
最終的には、各部屋ごとに固定の暗証番号を設定して運用するようになりました。ただ、それではセキュリティ面の不安が残ります。
そうです。安全性を確保しながら、もっと効率的に運用できないか。そこを常に感じていました。
正直「うちみたいな小さい宿には大げさなんじゃないか」と身構えていました。
大きな機械を置くスペースもないし、工事も大変そうだなと。
聞いてみたら、ADVANCED IOT スマートチェックインforクラウドスマートロックとSwitchBot連携で、宿帳の確認から鍵の案内までつなげられると。大型の端末も要らないし、今ある鍵にそのまま後付けできる。
「これならうちでもできる」と、初めて現実的に思えたんです。
そこが一番でした。背伸びしなくていい。小さい宿のための、ちょうどいい大きさだと感じました。
「これならうちでもできる」と、
初めて現実的に思えたんです。
玄関で待つ必要も、物理鍵の段取りも、なくなった。
導入後、まず変わったのは「夜」だった。遅れて到着する客への対応を、夫婦が起きて待つ必要がなくなった。
夜です。お客様がご自身でチェックインを済ませて、お部屋に入れるようになった。
私たちが玄関で待っている必要がなくなったんです。
物理の鍵はやめました。SwitchBotを今までの鍵に後付けして、受け渡し自体をなくしたんです。暗証番号を手で発行して個別に案内する負担も減りました。工事もいりませんでした。
なくなりました。「鍵をどう渡すか」「番号をどう案内するか」を毎回考えなくていいだけで、こんなに楽なのかと。
夜の対応がゼロになって、やっと眠れるようになりました。深夜に物音がしても飛び起きなくていい。
二人とも、ようやくまともに眠れるように。これが一番大きいです。
夜の対応がゼロになって、
やっと眠れるようになった。
生まれたのは、単なる休息ではなかった。
夜の負担が消えたことで生まれたのは、単なる休息ではなかった。 夫婦は、その時間を宿の「価値」へと振り向けはじめた。
日中の使い方が変わりました。夜に削られていた体力と時間が戻ってきたので、その分を朝食に回せるようになったんです。
うちみたいな宿は、結局「料理」と「もてなし」で選ばれる。
今までは寝不足のまま、こなすだけで精一杯だった朝食を、もっと良くしたいとずっと思っていました。
浮いた時間を、朝食の質を上げることに使えています。献立を考える余裕も、丁寧に作る気力も出てきた。
そういうことです。人を減らすためじゃなくて、自分たちの手を「お客様のため」に使い直せた、という感覚ですね。
浮いた時間を、
朝食の質を上げることに使えています。
小さな構成から始めた省人化が、軌道に乗った。
派手な機械ではなく、小さな構成から始めた省人化。運用が軌道に乗った今、 現場とお客様には、どんな変化があったのか。
遅れて着いても気兼ねなくチェックインできる、と好評です。
「気を使わずに自分のペースで入れるのが良かった」と。
ええ。私たちが眠そうに玄関で出迎えるより、よっぽどお互い気持ちいいですよね(笑)。
タブレットとSwitchBotなので、操作も置き場所もシンプルです。大げさな設備じゃないぶん、私たちでも無理なく使えています。
夜に余裕ができたぶん、朝食以外のおもてなしも少しずつ良くしていきたい。宿そのものを、もう一段上げていけたらと思っています。
気を使わずに、自分のペースで入れるのが良かった。
― お客様より
BEFORE / AFTER
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 受付対応 | 到着時間に合わせて待機が必要 | タブレット受付で深夜到着対応を削減 |
| 宿帳・本人確認 | 紙の宿帳に住所・電話番号を手書き | タブレットで受付情報を確認・記録 |
| 鍵の受け渡し | 鍵預かり・持ち歩き・木製キーホルダー破損リスク | SwitchBot連携で物理鍵の受け渡しを撤廃 |
| 暗証番号運用 | 手動発行・個別案内・固定番号運用が残る | スマートチェックイン連携で効率と安全性を改善 |
| 朝食・接客 | 夜間対応で体力と時間を消耗 | 朝食品質と接客に時間を回せる |
| お客様体験 | 待ち時間・説明待ちが発生 | 自分のペースでスムーズに手続き |
「うちは小さいから無理」と思っている方こそ。
最後に、かつての自分たちと同じように「夜」に削られている、小さな宿の経営者へ。 松崎さんからのメッセージで記事を締めくくる。
「うちは小さいから無理」と思っている方こそ、一度知ってほしいです。
私もそう思っていましたから。
小さいからこそ、夫婦や家族だけで抱え込んでしまう。
その限界を、大きな投資じゃなくて、タブレットとSwitchBotくらいの最小構成で超えられたんです。
はい。夜に眠れるようになっただけで、宿の続け方が変わります。あのまま体力でねじ伏せていたら、たぶん長くは持たなかった。
こちらこそ。同じ白馬の、小さな宿の仲間に届けばうれしいです。
「うちは小さいから無理」と思っている方こそ、
一度知ってほしい。
PRODUCT FEATURES
ラントハウス ダンクルネッツ様に導入されたのは、
ADVANCED IOT スマートチェックインforクラウドスマートロックとSwitchBot連携による、宿帳・鍵案内・深夜到着対応をまとめる仕組みでした。
HARDWARE
タブレットで宿泊者の受付情報・電子宿帳を確認し、SwitchBot連携で鍵の開閉案内まで一体化。暗証番号の手動発行や個別案内を減らし、効率とセキュリティを両立しながら物理鍵の受け渡しをなくします。
| 外寸 | タブレット型受付端末 |
| 画面 | Androidタブレット内蔵 |
| 機能 | 電子宿帳/住所・電話番号確認/暗証番号案内/クラウドスマートロック連携/SwitchBot連携 |
| 構造 | タブレット型/小規模宿向け |
| 設置 | フロント・共用部カウンター |
SOFTWARE
予約からチェックアウト・追加精算まで、お客様自身で完結できる
スマホ事前
チェックイン
本人確認書類スキャン
本人確認
利用規約
電子同意
保険・確認事項
オプション説明
事前決済
キャッシュレス
満タン返し
ガイダンス
追加精算カード
鍵受け渡し・精算
延長料金
画面で精算
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母国語で、自分のペースで進められる
最初に母国語を選んでもらえば
後はすべてその言語で進む
確認事項も含めて、必ず画面上で同意を取得
― トラブル防止に直結
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