CASE STUDY / 導入事例インタビュー #013
黒姫高原のグランピング施設で、管理棟とサイト間の鍵受け渡しをなくした導入事例。
INTERVIEWEE COMPANY
インタビューにご協力いただいた方
清水 様
ご担当者
取材地:株式会社MEリゾート黒姫(長野県信濃町)
PROLOGUE
長野県信濃町・黒姫高原。
広大な敷地に、グランピングサイトが点々と散らばっている。
自然のなかで過ごす、非日常の滞在。
だが、その「広さ」こそが、運営の悩みでもあった。
鍵を持って、管理棟とサイトの間を何度も往復する日々。
その悩みをどう解いたのか、
株式会社MEリゾート黒姫・清水様にお話を伺った。
自然に囲まれた非日常。けれど、その「広さ」に悩みがあった。
長野県信濃町・黒姫高原。広大な自然のなかに、グランピングサイトが点在する「MEリゾート黒姫」。 白樺林に囲まれた非日常の滞在が人気だが、その裏には「広さ」ゆえの運営課題があった。
清水様は、その現場をこう振り返る。
こちらこそ。いい天気でよかったです。
ここは黒姫高原の自然のなかにある、グランピング施設です。広い敷地に、グランピングサイトが点々と散らばっている造りになっています。
白樺林に囲まれて、星空もきれいで。自然のなかで過ごす非日常を楽しんでいただく施設です。
いえ、完全な季節商売なんです。雪のないグリーンシーズンが中心で、寒い時期の8ヶ月ほどはほぼクローズしています。
そうなんです。実は、「広さ」そのものが悩みのタネでした。グランピングって聞こえはいいんですが、運営する側からすると、敷地が広いって大変なんですよ。
ええ。一番きつかったのが、鍵の受け渡しだったんです。
黒姫高原の森に広がる、 グランピング施設は、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様(ご担当者)チェックインのたびに、鍵を持って敷地を端から端まで。
グランピング施設の魅力は「広さ」と「自然」。 だが運営側にとって、その広さはチェックイン管理棟とグランピングサイトの距離という、思わぬ負荷を生んでいた。
うちはチェックインする管理棟と、実際に泊まるグランピングサイトが、すごく離れているんです。
敷地が広いので、サイトによっては管理棟から歩いて何分もかかる。
そうなんです。お客様が管理棟でチェックインして、鍵をお渡しする。でもサイトの説明や案内も必要で、結局スタッフが鍵を持ってサイトまで一緒に行くことも多くて。
ええ。チェックインが重なる時間帯は、もうスタッフが敷地内を行ったり来たり。鍵を持って、管理棟とサイトの間をひたすら往復していました。
きついです。広い敷地は魅力なんですけど、その広さがそのままスタッフの移動距離になってしまう。歩数計を見たら、1日で何万歩、なんてこともありました(笑)。
ありました。スタッフがサイトまで案内に出ていると、管理棟が手薄になる。次のお客様をお待たせしてしまう。広さが、そのまま接客の足かせになっていたんです。
管理棟からサイトまで、
鍵を持って何度も往復していました。
「カードキー前提です」 ― どこに相談しても、同じ答えだった。
鍵の往復は、チェックインだけの話ではなかった。清掃スタッフとの連携でも、敷地内を鍵を持って動き回る必要があった。 なんとか無人化したい ― そう考えて相談したベンダーから返ってきたのは、どこも「カードキー前提です」という答えだった。
いえ、それだけじゃないんです。清掃スタッフとの連携もありました。
チェックアウト後の清掃に入るにも、サイトの鍵が必要。その受け渡しでも、また敷地内を移動するわけです。
まさに。その都度、管理棟で鍵を「預けたり」「受け取ったり」。受付スタッフは鍵の管理だけで手一杯でした。
はい。人手不足もあって、「無人化するしかない」と。それで、いくつかのベンダーさんに相談したんです。
どこも、判で押したように同じ答えでした。「うちはカードキー前提です」と。
そうです。ところがうちは独立した棟がいくつもある造りで、改修するとなると1扉あたり10万円超。全部やったら、とんでもない金額になる。
重いです。しかも、季節商売で稼働は1年の3分の1ほど。そこにそれだけの投資は、どう考えても見合わない。一度は無人化を諦めかけました。
全棟をカードキーに改修なんて、
季節商売のうちには、とても見合わなかった。
業界の他社にはない、ただ一つの選択肢があった。
諦めかけていた清水様に、ある会社が「物理鍵のままで無人化できますよ」と言った。 半信半疑だった。だがその仕組みは、業界で他に誰もやっていないものだった。
ある時、AdvaNceDさんを知ったんです。「スマートチェックイン」を出している会社で、話を聞いてみたら、こう言われました。
「物理鍵のままで大丈夫ですよ。キーボックスに入れてお渡しする方式があります」
私も同じ反応でした(笑)。「え?」って。
いらないんです。既存の物理鍵をそのままキーボックスに収納する。お客様はチェックイン端末で本人確認して、認証が通ったら、自分の予約に紐づくキーボックスから鍵を取り出す。
シンプルなんです。でも、これを業界でAdvaNceDさんしかやっていないと聞いて、さらにびっくりしました。
そうなんです。同じ「スマートチェックイン」を名乗っていても、キーボックス対応しているのは当社だけだと。
最初は完全に半信半疑でした。でも仕組みを聞けば聞くほど、本当に物理鍵のままで成立する。数百万円かかると思っていた改修コストが、事実上ゼロになる。「これはやれるかもしれない」と思いました。
物理鍵のまま無人化できる仕組みが、
本当にあったんです。
「途中の鍵預かり機能」が、広い敷地の悩みを根こそぎ解決した。
物理鍵のまま無人化できる ― それだけでも大きな発見だった。 だが本丸は、AdvaNceDが独自開発した「途中の鍵預かり機能」にあった。 広い敷地で鍵を持って往復していた日々が、ここで終わりを告げる。
劇的に変わりました。まず物理鍵のまま無人化できたので、扉の改修費はゼロ。これだけでも大きかった。
そこが一番です。AdvaNceDさんが独自に持っている「途中の鍵預かり機能」で、お客様自身が滞在中いつでも鍵を再投函・取り出しできるようになったんです。
本人確認もシステムが自動でやってくれる。だからスタッフが鍵を持ってサイトまで往復する必要が、まるごと無くなったんです。
ゼロです(笑)。チェックインも、清掃連携の鍵の受け渡しも、全部キーボックスで完結する。敷地内を鍵を持って動き回ることが、本当に無くなりました。
ぐっと減りました。鍵の管理から解放されて、本来のおもてなしや、お客様への自然の楽しみ方の案内に集中できるようになった。これが何よりうれしかったですね。
敷地内を鍵を持って動き回ることが、
本当に無くなりました。
運用がラクになっただけじゃない。経営の数字も、大きく変わった。
現場の負担が消えただけではなかった。本人確認の自動化に加え、 季節商売の経営を直撃する「閑散期の固定費」まで、独自の料金プランが解決していた。
そうなんです。本人確認はシステム側で完結。「この方、本当に予約のお客様?」と人が判断する必要がない。取り違えの不安もなくなりました。
そこがまた、AdvaNceDさんの独自性なんです。うちは1年の3分の2ほどがクローズ。普通のクラウドサービスだと、その間も月額がずっと出ていく。
「営業していないのに月額だけ払う」のが、経営的に本当に重かった。
はい。「利用停止プラン」というのがあって、繁忙期だけ月額を払えばいい。クローズしている8ヶ月は、月額ゼロにできるんです。
年間の月額費用が、実質3分の1になりました。これも他社には無いプランだと聞いています。物理鍵対応も、閑散期ゼロも、全部「当社しかやっていません」って。
私からすると、うちみたいな季節商売のために考えてくれているとしか思えませんでした(笑)。
閑散期に月額を払わなくていい。
これが何より助かりました。
鍵の往復ゼロ、本人確認の不安ゼロ、閑散期の固定費ゼロ。
物理鍵のまま無人化。途中の鍵預かり機能。閑散期ゼロの料金プラン。 3つが揃って、MEリゾート黒姫の運営は大きく変わった。 現場で実際に起きた変化を、清水様に伺った。
もう、別の現場ですね(笑)。
鍵を持っての往復がゼロ。本人確認の不安もゼロ。閑散期の固定費もゼロ。悩みが全部、ゼロになりました。
不便だという声は出ていません。むしろ「自分のペースでチェックインできて気楽」と言ってくださる方が多い。自然を楽しみに来ているので、最低限の手続きでサッとサイトに入れるのは好評です。
そこも安心です。到着が遅くなっても、お客様自身でスムーズに鍵を受け取れる。滞在中はいつでも自分で鍵にアクセスできる状態になりました。
人手をかけずに運営できる目処が立ったので、サイトを増やすことも前向きに考えられるようになりました。広さがネックだったのが、いまは強みに変わりつつあります。
運用開始後、 現場で起きた変化は、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様(ご担当者)BEFORE / AFTER
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 受付対応 | スタッフ対応に負荷が集中 | チェックインをシステム化 |
| 夜間・繁忙時間 | 到着時間に合わせた人員配置が必要 | 24時間受付・無人対応の余地を確保 |
| 本人確認・宿帳 | 紙や対面確認に手間が残る | 画面上で確認・記録を標準化 |
| 鍵の受け渡し | 現地スタッフの対応が前提 | スマートロック/キーボックス連携で省人化 |
| 現場の余力 | 受付処理に時間を取られる | 必要な接客と施設運営に集中 |
| お客様体験 | 待ち時間・説明待ちが発生 | 自分のペースでスムーズに手続き |
「カードキー前提しか無い」と言われ、諦めかけている方へ。
広い敷地、物理鍵、季節商売 ― 「うちには無人化なんて無理」と諦めかけている事業者は多いはずだ。 物理鍵のまま、季節商売のまま、できる選択肢がある ― そんな思いを、清水様はこう語った。
そうですね…「諦めなくていい」ってことを伝えたいです。
私たちも一度諦めかけたんです。「広い敷地で、物理鍵のままじゃ無人化なんて無理」「季節商売で月額固定なんて重すぎる」って。
ありました。業界の標準じゃない、当社独自の仕組みを持っている会社が、ちゃんとあった。
そう思います。グランピング、コテージ、敷地の広い宿泊施設…鍵の受け渡しに人手を取られている施設は、きっと同じ悩みを抱えている。「物理鍵のまま、無人化はできる」と知ってほしいです。
スキー場、海の家、キャンプ場…完全な季節商売の方々は、年間固定の月額に縛られない選択肢があると知っておくだけで、全然違うと思います。「うちは特殊だから無理」と思っている方こそ、一度相談してみてほしい。
こちらこそ。黒姫の自然のなかで、お待ちしています。
同じ悩みを持つ 事業者の方へは、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様(ご担当者)PRODUCT FEATURES
株式会社MEリゾート黒姫様に導入されたのは、専用の自立型クイックチェックイン端末と
予約・決済・本人確認・宿帳・追加精算までを統合した受付システムでした。
HARDWARE
上部にAndroidタブレットを内蔵し、お客様が母国語で受付フローを完結。本人確認書類スキャン・電子宿帳・確認事項選択・決済までを画面上で進められます。背面には転倒防止板を備えた自立型構造です。
| 外寸 | H 1,250 × W 664 × D 710 mm |
| 画面 | Androidタブレット内蔵 |
| 機能 | 本人確認書類スキャン/電子宿帳/決済/印字 |
| 構造 | 自立型/転倒防止板付き |
| 設置 | 屋内自立設置(給電・有線LAN) |
SOFTWARE
予約からチェックアウト・追加精算まで、お客様自身で完結できる
スマホ事前
チェックイン
本人確認書類スキャン
本人確認
利用規約
電子同意
保険・確認事項
オプション説明
事前決済
キャッシュレス
満タン返し
ガイダンス
追加精算カード
鍵受け渡し・精算
延長料金
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