広い敷地でも、鍵の受け渡しはゼロに
黒姫高原のグランピング施設で、管理棟とサイト間の鍵受け渡しをなくした導入事例。
- 省人化:受付業務の負担軽減
- 24時間:チェックイン対応
- 無人化:鍵管理と本人確認を仕組み化

導入の概要
| お客様 | 株式会社MEリゾート黒姫様 |
|---|---|
| インタビューにご協力いただいた方 | 清水 様(ご担当者) |
| 取材地 | 株式会社MEリゾート黒姫(長野県信濃町) |
| 導入製品 | スマートチェックイン for キーボックス |
長野県信濃町・黒姫高原。
広大な敷地に、グランピングサイトが点々と散らばっている。
自然のなかで過ごす、非日常の滞在。
だが、その「広さ」こそが、運営の悩みでもあった。
鍵を持って、管理棟とサイトの間を何度も往復する日々。
その悩みをどう解いたのか、
株式会社MEリゾート黒姫・清水様にお話を伺った。
黒姫高原の森に広がる、グランピング施設
自然に囲まれた非日常。けれど、その「広さ」に悩みがあった。
長野県信濃町・黒姫高原。広大な自然のなかに、グランピングサイトが点在する「MEリゾート黒姫」。 白樺林に囲まれた非日常の滞在が人気だが、その裏には「広さ」ゆえの運営課題があった。
清水様は、その現場をこう振り返る。

インタビュアー
清水さん、本日はお時間いただきありがとうございます。
清水 様
こちらこそ。いい天気でよかったです。
インタビュアー
まず、この施設について教えていただけますか?
清水 様
ここは黒姫高原の自然のなかにある、グランピング施設です。広い敷地に、グランピングサイトが点々と散らばっている造りになっています。
白樺林に囲まれて、星空もきれいで。自然のなかで過ごす非日常を楽しんでいただく施設です。
インタビュアー
営業は通年ですか?
清水 様
いえ、完全な季節商売なんです。雪のないグリーンシーズンが中心で、寒い時期の8ヶ月ほどはほぼクローズしています。
インタビュアー
なるほど。運営面で、何か困りごとがあったとか。
清水 様
そうなんです。実は、「広さ」そのものが悩みのタネでした。グランピングって聞こえはいいんですが、運営する側からすると、敷地が広いって大変なんですよ。
インタビュアー
その「広さ」の悩み、詳しく聞かせてください。
清水 様
ええ。一番きつかったのが、鍵の受け渡しだったんです。
黒姫高原の森に広がる、 グランピング施設は、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様
管理棟とサイトが、遠すぎた
チェックインのたびに、鍵を持って敷地を端から端まで。
グランピング施設の魅力は「広さ」と「自然」。 だが運営側にとって、その広さはチェックイン管理棟とグランピングサイトの距離という、思わぬ負荷を生んでいた。

インタビュアー
鍵の受け渡し、というと?
清水 様
うちはチェックインする管理棟と、実際に泊まるグランピングサイトが、すごく離れているんです。
敷地が広いので、サイトによっては管理棟から歩いて何分もかかる。
インタビュアー
チェックインのたびに、その距離を。
清水 様
そうなんです。お客様が管理棟でチェックインして、鍵をお渡しする。でもサイトの説明や案内も必要で、結局スタッフが鍵を持ってサイトまで一緒に行くことも多くて。
インタビュアー
1組ごとに、その往復が発生する。
清水 様
ええ。チェックインが重なる時間帯は、もうスタッフが敷地内を行ったり来たり。鍵を持って、管理棟とサイトの間をひたすら往復していました。
インタビュアー
体力的にも、相当きつそうですね。
清水 様
きついです。広い敷地は魅力なんですけど、その広さがそのままスタッフの移動距離になってしまう。歩数計を見たら、1日で何万歩、なんてこともありました(笑)。
インタビュアー
お客様をお待たせすることも?
清水 様
ありました。スタッフがサイトまで案内に出ていると、管理棟が手薄になる。次のお客様をお待たせしてしまう。広さが、そのまま接客の足かせになっていたんです。
管理棟からサイトまで、 鍵を持って何度も往復していました。
― 清水 様
無人化を、諦めかけた
「カードキー前提です」 ― どこに相談しても、同じ答えだった。
鍵の往復は、チェックインだけの話ではなかった。清掃スタッフとの連携でも、敷地内を鍵を持って動き回る必要があった。 なんとか無人化したい ― そう考えて相談したベンダーから返ってきたのは、どこも「カードキー前提です」という答えだった。

インタビュアー
鍵の往復は、チェックインのときだけですか?
清水 様
いえ、それだけじゃないんです。清掃スタッフとの連携もありました。
チェックアウト後の清掃に入るにも、サイトの鍵が必要。その受け渡しでも、また敷地内を移動するわけです。
インタビュアー
鍵を中心に、人がぐるぐる動いていた。
清水 様
まさに。その都度、管理棟で鍵を「預けたり」「受け取ったり」。受付スタッフは鍵の管理だけで手一杯でした。
インタビュアー
そこで、無人化を考えた。
清水 様
はい。人手不足もあって、「無人化するしかない」と。それで、いくつかのベンダーさんに相談したんです。
インタビュアー
反応はどうでしたか?
清水 様
どこも、判で押したように同じ答えでした。「うちはカードキー前提です」と。
インタビュアー
つまり、今の物理鍵を全部カードキーに改修する。
清水 様
そうです。ところがうちは独立した棟がいくつもある造りで、改修するとなると1扉あたり10万円超。全部やったら、とんでもない金額になる。
インタビュアー
それは…重い。
清水 様
重いです。しかも、季節商売で稼働は1年の3分の1ほど。そこにそれだけの投資は、どう考えても見合わない。一度は無人化を諦めかけました。
全棟をカードキーに改修なんて、 季節商売のうちには、とても見合わなかった。
― 清水 様
「物理鍵のまま、無人化できる」と聞いた瞬間
業界の他社にはない、ただ一つの選択肢があった。
諦めかけていた清水様に、ある会社が「物理鍵のままで無人化できますよ」と言った。 半信半疑だった。だがその仕組みは、業界で他に誰もやっていないものだった。

インタビュアー
そこから、どう変わったんですか?
清水 様
ある時、AdvaNceDさんを知ったんです。「スマートチェックイン」を出している会社で、話を聞いてみたら、こう言われました。
「物理鍵のままで大丈夫ですよ。キーボックスに入れてお渡しする方式があります」
インタビュアー
…え?
清水 様
私も同じ反応でした(笑)。「え?」って。
インタビュアー
つまり、扉の改修はいらない。
清水 様
いらないんです。既存の物理鍵をそのままキーボックスに収納する。お客様はチェックイン端末で本人確認して、認証が通ったら、自分の予約に紐づくキーボックスから鍵を取り出す。
インタビュアー
シンプルですね。
清水 様
シンプルなんです。でも、これを業界でAdvaNceDさんしかやっていないと聞いて、さらにびっくりしました。
インタビュアー
他社は全部「カードキー前提」だった。
清水 様
そうなんです。同じ「スマートチェックイン」を名乗っていても、キーボックス対応しているのは当社だけだと。
インタビュアー
半信半疑じゃなかったですか?
清水 様
最初は完全に半信半疑でした。でも仕組みを聞けば聞くほど、本当に物理鍵のままで成立する。数百万円かかると思っていた改修コストが、事実上ゼロになる。「これはやれるかもしれない」と思いました。
物理鍵のまま無人化できる仕組みが、 本当にあったんです。
― 清水 様
敷地内の鍵の往復が、ゼロになった
「途中の鍵預かり機能」が、広い敷地の悩みを根こそぎ解決した。
物理鍵のまま無人化できる ― それだけでも大きな発見だった。 だが本丸は、AdvaNceDが独自開発した「途中の鍵預かり機能」にあった。 広い敷地で鍵を持って往復していた日々が、ここで終わりを告げる。

インタビュアー
実際に導入されて、現場はどう変わりましたか?
清水 様
劇的に変わりました。まず物理鍵のまま無人化できたので、扉の改修費はゼロ。これだけでも大きかった。
インタビュアー
あの「鍵を持っての往復」はどうなりました?
清水 様
そこが一番です。AdvaNceDさんが独自に持っている「途中の鍵預かり機能」で、お客様自身が滞在中いつでも鍵を再投函・取り出しできるようになったんです。
本人確認もシステムが自動でやってくれる。だからスタッフが鍵を持ってサイトまで往復する必要が、まるごと無くなったんです。
インタビュアー
あの何万歩が…!
清水 様
ゼロです(笑)。チェックインも、清掃連携の鍵の受け渡しも、全部キーボックスで完結する。敷地内を鍵を持って動き回ることが、本当に無くなりました。
インタビュアー
受付スタッフの負担も。
清水 様
ぐっと減りました。鍵の管理から解放されて、本来のおもてなしや、お客様への自然の楽しみ方の案内に集中できるようになった。これが何よりうれしかったですね。
敷地内を鍵を持って動き回ることが、 本当に無くなりました。
― 清水 様
「閑散期は月額ゼロ」―季節商売を支える独自プラン
運用がラクになっただけじゃない。経営の数字も、大きく変わった。
現場の負担が消えただけではなかった。本人確認の自動化に加え、 季節商売の経営を直撃する「閑散期の固定費」まで、独自の料金プランが解決していた。

インタビュアー
本人確認も、システムが自動でやってくれるんですよね。
清水 様
そうなんです。本人確認はシステム側で完結。「この方、本当に予約のお客様?」と人が判断する必要がない。取り違えの不安もなくなりました。
インタビュアー
料金面ではどうでしたか?季節商売だと、固定費が気になりそうですが。
清水 様
そこがまた、AdvaNceDさんの独自性なんです。うちは1年の3分の2ほどがクローズ。普通のクラウドサービスだと、その間も月額がずっと出ていく。
「営業していないのに月額だけ払う」のが、経営的に本当に重かった。
インタビュアー
それも解決した。
清水 様
はい。「利用停止プラン」というのがあって、繁忙期だけ月額を払えばいい。クローズしている8ヶ月は、月額ゼロにできるんです。
インタビュアー
年間で見ると、かなり違いますね。
清水 様
年間の月額費用が、実質3分の1になりました。これも他社には無いプランだと聞いています。物理鍵対応も、閑散期ゼロも、全部「当社しかやっていません」って。
私からすると、うちみたいな季節商売のために考えてくれているとしか思えませんでした(笑)。
閑散期に月額を払わなくていい。 これが何より助かりました。
― 清水 様
運用開始後、現場で起きた変化
鍵の往復ゼロ、本人確認の不安ゼロ、閑散期の固定費ゼロ。
物理鍵のまま無人化。途中の鍵預かり機能。閑散期ゼロの料金プラン。 3つが揃って、MEリゾート黒姫の運営は大きく変わった。 現場で実際に起きた変化を、清水様に伺った。

インタビュアー
運用が始まって、総じてどうですか?
清水 様
もう、別の現場ですね(笑)。
鍵を持っての往復がゼロ。本人確認の不安もゼロ。閑散期の固定費もゼロ。悩みが全部、ゼロになりました。
インタビュアー
お客様の反応は?
清水 様
不便だという声は出ていません。むしろ「自分のペースでチェックインできて気楽」と言ってくださる方が多い。自然を楽しみに来ているので、最低限の手続きでサッとサイトに入れるのは好評です。
インタビュアー
遅い時間の到着でも?
清水 様
そこも安心です。到着が遅くなっても、お客様自身でスムーズに鍵を受け取れる。滞在中はいつでも自分で鍵にアクセスできる状態になりました。
インタビュアー
今後の展望は?
清水 様
人手をかけずに運営できる目処が立ったので、サイトを増やすことも前向きに考えられるようになりました。広さがネックだったのが、いまは強みに変わりつつあります。
運用開始後、 現場で起きた変化は、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様
同じ悩みを持つ事業者の方へ
「カードキー前提しか無い」と言われ、諦めかけている方へ。
広い敷地、物理鍵、季節商売 ― 「うちには無人化なんて無理」と諦めかけている事業者は多いはずだ。 物理鍵のまま、季節商売のまま、できる選択肢がある ― そんな思いを、清水様はこう語った。

インタビュアー
最後に、同じように悩んでいる事業者の方へメッセージをお願いできますか?
清水 様
そうですね…「諦めなくていい」ってことを伝えたいです。
私たちも一度諦めかけたんです。「広い敷地で、物理鍵のままじゃ無人化なんて無理」「季節商売で月額固定なんて重すぎる」って。
インタビュアー
でも、選択肢はあった。
清水 様
ありました。業界の標準じゃない、当社独自の仕組みを持っている会社が、ちゃんとあった。
インタビュアー
敷地の広い施設は、特に響きそうですね。
清水 様
そう思います。グランピング、コテージ、敷地の広い宿泊施設…鍵の受け渡しに人手を取られている施設は、きっと同じ悩みを抱えている。「物理鍵のまま、無人化はできる」と知ってほしいです。
インタビュアー
季節商売の事業者さんへは?
清水 様
スキー場、海の家、キャンプ場…完全な季節商売の方々は、年間固定の月額に縛られない選択肢があると知っておくだけで、全然違うと思います。「うちは特殊だから無理」と思っている方こそ、一度相談してみてほしい。
インタビュアー
ありがとうございました。
清水 様
こちらこそ。黒姫の自然のなかで、お待ちしています。
同じ悩みを持つ 事業者の方へは、現場の運営を見直す大きなきっかけになりました。
― 清水 様
この事例で使われている製品

スマートチェックイン with キーボックス
ドアも鍵も替えずに無人チェックイン。完了すると、その客室の鍵が入ったボックスだけが開きます。
ほかの導入事例
-

株式会社ネクスト様
沖縄・北谷の長期滞在型、夜間勤務をゼロに
-

株式会社別府温泉ホテル様
受付業務を、人を増やさず標準化
-

株式会社太陽バス様
新宿のミニマルホテル、紙も鍵もゼロに
-

横川温泉株式会社様
開業2年半の温泉施設が、省人化を選んだ理由
-

白馬ベルグハウス様
フロント業務が、大変楽になりました
-

トレイルイン高萩(Trail inn 高萩) 様
茨城県高萩市
製品資料をお送りします
価格・機能・導入の流れがわかる資料です。
無人チェックイン
客室・館内・電話対応
荷物・受け渡し
キャッシュレス
オフィス・その他